ZBrowseの使い方
ZBrowseはWindows Explorer風のブラウザです。機能は、Explorerのサブセット+αです。基本機能はExplorerに準じますので、説明は省略します。以下、いくつかのトピックを説明します。
- リフレッシュ
- リストに表示中のディレクトリに対して他のアプリからファイルの作成、削除等の操作を行った場合は、自動的に内容が更新されます。ただし、ツリーやFTPは自動更新されませんので、[View - Refresh]メニューで更新してください。ツリーは、選択中のディレクトリ以下の内容のみを更新します。
- 削除
- ツールバーの削除ボタン、あるいは[File - Delete]メニューによる削除は、元に戻せません。ごみ箱に移動したい場合は、右ボタンメニューの[削除]を使ってください。
- ディレクトリツリーのサイズ計算
- [View - Tree Size]メニューをクリックすると、表示中のドライブの全ディレクトリツリーをスキャンして、ファイルの合計サイズをフォルダに表示します。この後、Zbrowse上でファイルやフォルダの削除を行うと、ツリーのサイズも減少します。
- OLEドラッグ&ドロップ
- ZBrowse内、あるいはZBrowseとExplorer他のアプリケーション間で、ドラッグ&ドロップが可能です。ただし、右ボタン(マウスボタン2)ドラッグはサポートしていません。
- コマンドラインオプション
- ZBrowseをZCopyから呼び出す際は、以下のコマンドラインオプションを利用します。
- /caption
- :<text>ウィンドウのタイトル文字列
- /id:
- <n>ZBrowseのプロセス識別番号(デフォルトは0、Sourceは1, Targetは2)
- /root:
- <path>ブラウズを開始するディレクトリ
※ZBrowseを複数起動した際のウィンドウ位置・サイズは、/idのプロセス識別番号ごとに保存します。
- ファイルマスクの設定
-
コンボボックスで、「*.c *.h」のように、表示するファイルのマスクを設定できます。
- 複数のマスクは、スペースまたは「;」(セミコロン)で区切ります。
- ファイル名の「*」は省略できます。(例) 「.c .h」
- 「*」のみは、拡張子のないファイルを意味します。
Ver1.20より、「./:\*?」記号(パスの区切り、ワイルドカード文字)を含まない文字列を入力した場合は、大文字小文字、全角半角を同一視して、ファイル名の一部にこの文字列を含むファイルを検索します。
- 圧縮ファイル
- 統合アーカイバプロジェクトのDLLをインストールすることで、圧縮ファイルの閲覧/解凍/圧縮ができます。対応する圧縮ファイルの拡張子は「.zip .lzh .rar .cab .7z .jar」です。