c.mosの日記

世の中を動かそうと思うなら、世の中の邪魔にならぬ処でやれ (野良犬)

BACK NEWEST /   

モノの価値
それを必要とする人、必要とされるだろうという思惑で決まる。
逆に害をなすものは、その害の重大さに応じて、負の価値が決まる。
要は必要かどうか、代替可能かどうかであり、その形態が生命かモノか、人類か酵母菌かは不問。

そう、全人間に、その価値を正鵠に算定するプログラムが出来たらどうだろ。
携帯電話とWebアクセスの履歴を傍受して、その個人がどれだけ他者に必要とされているかを算定し、3ヶ月ごとに更新する。さらに各個人は投票ポイントを持ち、自分が必要としている者に投票できる。ポイント数は納税額に応じて与えられる。むしろ投票ポイントシステムのみで良いかも知れない。大きなポイントを消費して、負のポイントを与えることも可能。公的には、この価値ポイントは何ら効力を持たない。単にステータスである。

| 世の中 | comments (4) |

おくりびと
とても面白かったし泣けた。広末涼子初見の海外の人たちがメロメロになったのも納得。ただ、終盤の二つの山場の処理がいまひとつで、監督の個性もあまり感じられない。もしかして本木雅弘の映画? フグの白子やフライドチキンをガツガツ喰らうシーンは、凄く良かった。誰のアイデアだろう?

こうなると、原作者を拒否したという「納棺夫日記」は読まねばならない。あんな風に遺族の面前で化粧して納棺する土地があるなんて、にわかに信じ難いが…。子供時代に死体と相対する経験は、とても重要だと思う。小学校で、火葬場体験学習を加えてみたら?

| Movie | comments (0) |

NEWEST / PAGE TOP /