Review

Webの紹介記事などでは触れられていないが、東芝RDシリーズの操作性は酷いものだ。 保存、取消し、値の変更などの基本操作に、まるで統一性がない。なぜ値変更ボタンが必要なのか。設計担当責任者の顔が見たい。
X3からX5になったが、素性の悪さは全く改善されていなかった。 以下に、どうにも我慢のできない仕様をいくつか紹介してゆく。

●スカパー連動の余計なお世話

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• RD-X5のスカパー連動機能は、まさしく神のお恵み。おかげでMS9の予約設定地獄から救済された。
  ところが、余計なおまけも付いた。ライン入力を選局するたびに、左のようなチャンネル選択画面が下半分を覆い、 [戻る]を押すまで消えないのである。しかも、とろとろとなぜか２度描きされる。 その間、次を選局できないため、邪魔くさいことこの上ない。
  そもそも連動機能によるチャンネル切り替え自体、遅くて使い物にならないのに…。

●ＥＰＧが付いたけど・・・

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• EPGの搭載により、録画番組のタイトルに自動的に番組名が入るなど、とても便利になった。
  ところが、EPGの操作性はすこぶる悪い。まず、[番組ナビ]ボタンを押すと、毎回必ず左のようなダイアログが現れる。 チャンネル設定を変更してUHF局などをスキップしたのが原因らしい。 これを了解したのち、「全チャンネル」か「チャンネル別」かを選択して、ようやくEPGの画面に変わる。
  あら？なぜか来週の日曜日の番組だ。そう、前回に録画予約のために飛んだ日時をご丁寧に覚えているのである。 「現在日時へジャンプ」を選んで、ようやく現在の番組表が出た。普通は最初にこれを出すだろ…。 スクロールも今どきのEPGとしては信じられないトロさである。

●番組予約を保存できない！？

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• X3では録るナビの予約一覧画面上で修正できたが、X5では左のような設定画面を表示する。 さてここで問題。修正した内容を保存して一覧に戻るにはどうするか？
  　1. 決定を押す
  　2. 戻るを押す
  　3. モードを押す
  どれもハズれ。正解は、「決定を押したのち、カーソルを「登録」に移動して、決定を押す」 である。私も最初悩んで取説を調べた。取説では大きな吹き出しで解説されていた（笑）。

以下、続く…（のか？）